静岡県熱海市の大規模災害を受けて湯崎知事は県内全域で盛り土の緊急点検を指示したことを明らかにしました。
(湯崎英彦知事)
「盛り土のような、あるいは何かしらの土砂の処分というようなものがあるかどうかというのは我々もチェックしたい」
県は約4万8千箇所ある土砂災害警戒区域のうち土石流が発生するおそれのある1万6866箇所についていわゆる「盛り土」を緊急点検します。
熱海市の土砂災害をうけ県独自に決めたもので、まずは地図上でチェックし具体的な点検方法などは今後詰めていくということです。
土砂の処理については県の条例で規制されていますが、盛り土はすべて把握できていないということです。
県では市町と連携してできるだけ早く着手したいということです。