県 64歳以下対象の大規模接種会場を4カ所設置 新型コロナワクチン

広島県はワクチンの接種を加速させるため、64歳以下を対象とする大規模会場を4カ所設置する方針と発表しました。

県は東部・西部・南部・北部にそれぞれ1カ所ずつ大規模接種会場を設置する方針です。

対象は接種券を持つ64歳以下の県民で、11万人が2回の接種を想定しています。

期間は来月中旬から2カ月間を予定していますが、国から供給を受けるワクチンが来なければ予定通り開設できない可能性があるということです。

(県 ワクチン政策担当草薙真一担当課長)
「国からワクチンが来ないと県の大規模会場は設置できない現時点で国から正式な通知や案内は一切ない状態で情報収集に努めているところ」

また、医療機関が企業や大学などに出向いて行う職域接種について、接種1人につき1000円を上限に支援する方針を明らかにしました。

県は接種体制を強化する費用として、約51億2千万円の補正予算案を30日の県議会に追加提出します。