ため池決壊で犠牲 女の子の遺族が提訴 広島・福山市

3年前の豪雨災害でため池の決壊に巻き込まれ亡くなった女の子の遺族が、福山市などを相手に損害賠償を求める訴えを起こしました。

広島県福山市駅家町では3年前の豪雨災害でため池が決壊し土石流が発生。自宅にいた当時3歳の女の子が巻き込まれ亡くなりました。
訴状によりますとため池が決壊したのは上にあったグラウンドと駐車場が崩れたためで、管理する福山市などに責任があるとして約6000万円の損害賠償を求めています。

枝広直幹福山市長「(遺族の気持ちは)大変重く受け止めている。法的に主張すべきことは主張していかなければならないと考えております」

第1回口頭弁論は8月18日に行われる予定です。