ワクチン職域接種 県が新たな支援策を発表 広島

21日から始まる新型コロナワクチンの職域接種について県は、接種加速に向け課題となっていた医療従事者の確保など新たな支援策を打ち出しました。

湯崎英彦知事「早期に集団免疫を獲得するため、できるだけ早く接種を進めるほうが変異株の発生にも強くなる」

千人以上の企業や大学などで行う新型コロナワクチンの職域接種は、17日までに県内63件の申し込みがあり約24万人の接種を予定しています。

県は、職域接種が接種加速のカギになるとして実施を検討する企業などを対象にした新たな支援策を明らかにしました。

まず、職域接種の基準となる千人に満たない中小企業に対して商工会議所と協力して人数確保を支援。さらに医療従事者などの確保ができない企業については医師会と連携して支援します。

また、県では高齢者接種が完了する8月以降飲食店や観光業の関係者に早期に接種できるよう検討しているということです。