山縣亮太選手 五輪への意気込み オンライン記者会見

陸上100メートルで9秒95の日本記録をたたきだした広島出身の山縣亮太選手。
きょう(9日)オンラインで会見を開きました。

あす(10日)29歳の誕生日を迎える山縣選手。
日本記録は自身への誕生日プレゼントになったのではと問われると・・。

【山縣選手】
「自分の誕生日プレゼントもそうなんですけど、父の日母の日で特に何かしてあげられていなかったので
両親にいいプレゼントになったかなと思います」

父、浩一さんからは、オリンピックの出場が決まるまでは浮かれるなと
言われたと話した山縣選手。

日本記録を達成するまでの苦悩も明かしました。

【山縣選手】
「(道のりは)長かったですね。僕自身9秒台を意識しだしたのは中学生のころ。
自己記録が11.4秒の頃から意識をしだして残りの競技人生で1.5秒縮めてやると思った響きが懐かしい。
膝を痛めてからは9秒台のスピードにこの膝は耐えてくれるのか不安になった時期もありましたし
やっと(9秒台が)出たなという思いが強い」

【山縣選手】
「もしオリンピックに出場できれば3大会目になるので、今度こそは準決勝で自己記録をまた更新して
9秒台出して決勝に残ることを達成したい」