広島県立中高一貫校で男子生徒がいじめを理由に転校した問題でこの生徒以外にもいじめがあったことがわかりました。
この問題は、2019年県立の中高一貫校に通っていた男子生徒が他の生徒からのいじめにあい別の学校に転校したものです。
県議会の委員会で説明された報告書によりますと転校した生徒へのいじめを48件認定したほかそのほかの生徒にも15件のいじめがあったということです。
ほとんどが学生寮の中で行われ悪口や仲間はずれなどの心理的ないじめのほか体に触る行為も確認されたということです。
平川教育長は「被害生徒と保護者には辛い思いをさせた。2度とこのような問題が起きないよう徹底したい」と述べ再発防止に取り組むとしています。