広島市安芸高田市 公募副市長案を再び否決


3月に議会が否決した広島県安芸高田市の公募副市長案。再提出されましたが再び否決されました。

安芸高田市の石丸市長は「賛成する市民が一定数いる」として全国公募で内定した団体職員・四登夏希さん(34)の副市長案を臨時会で再提出しました。
賛成議員からは「官民連携事業で培った経験を生かしてほしい」などの意見があった一方、反対議員からは前回と同じく「新型コロナ対策に財源を使うべき」などの意見も。
採決の結果、前回賛成した2人が「進展がないまま再提出した市長の姿勢に疑問が残る」などと反対に回り、賛成5人、反対10人で否決されました。

安芸高田市民「反対が多いのがショックでした。(四登さんに)安芸高田市を変えてほしかった」「市長自体は好きなんですけど、議会との対話が欠如していると思う」

その後石丸市長は「2人目の副市長予算は可決したのに同意案を否決するのは矛盾している」などと主張。
議会基本条例に違反するとして議長に審議のやり直しを求めるとしています。