”被買収”全員の不起訴処分 告発した市民団体検審申し立てへ 広島

河井夫妻から現金を受け取った100人を不起訴処分とした東京地検の処分を不服として、告発した市民グループが検察審査会に審査を申し立てることを明らかにしました。

河井疑惑をただす会 山根岩男事務局長「積極的に要求したわけではないということで不起訴にするというのは間違っている」

市民グループには8日から9日にかけて東京地検から不起訴処分の通知が届いたということです。
市民グループは、受領者を罰しない不公平な対応はおかしいとして早ければ来週にも検察審査会に審査を申し立てるということです。
検察審査会は国民の中から無作為に選ばれた11人で構成され検察の不起訴が妥当かどうかを審査するものです。
「起訴相当」「不起訴不当」を議決すれば地検は再捜査しあらためて起訴か不起訴かを決めることになります。