広島大学 2023年に法学部を広島市内に移転

広島大学は東広島キャンパスにある法学部を2023年に中区の東千田キャンパスに移転すると発表しました。学生たちの反応はさまざまです。

広島大学によりますと移転するのは法学部の昼間コースと大学院の法学・政治学プログラムです。

東千田キャンパスに6階建ての校舎を新設し、2023年4月から講義を始める予定だということです。

1995年、広島大学は県内各地に分散していたキャンパスを東広島市に統合しました。

それから、26年・・・

(学長)
「社会的な環境は刻々と変化しているのでそれに対応できるように進化し続けないといけない」

大学間の競争が激化する中時代のニーズに合わせて都心回帰を決意。

大学の魅力向上や東千田町周辺の活性化につなげたいとしています。

(法学部3年生)
「ロースクールと学部が離れていたのが近くになるので、法曹の養成についてプラスになるのでは」
(法学部1年生)
「私は広島市内に住んでいるので、家が近くなってうれしい」

一方、ほかの学部の生徒は
(理系・大学院生)
「えっ、そうなんですか。ええ~。あちらのほうが交通の便も良いし街中へのアクセスも良いと思うので率直にうらやましい」