安芸高田市の石丸市長が審議のやり直しを求めていた２人目の副市長案。２８日再審議されましたが３度目の否決となりました。
安芸高田市の石丸市長は副市長として公募で選んだ女性候補を２度議会に提案しましたがいずれも否決に。
「議会が説明責任を果たしていない」などとして審議のやり直しを求めていました。
２８日の再審議で石丸市長は「財政難を理由に否決したにもかかわらず副市長予算を可決したのは矛盾していて、議会基本条例に反する」などと主張。
議員からは「予算を可決したからといって、条例違反には当たらない」などの意見が多くを占め、採決の結果副市長案は事実上３度目の否決となりました。
石丸市長「結果は予想通りで残念です。説明責任を果たしてくださいという点ですが、それについては議会としてあれ以上の責任は果たさないという意思表示だったと思います」
安芸高田市民「政治には妥協点がある。（市長と議会の対立は）市民が被害を被る」
市議会の宍戸議長は「採決結果は個々の議員が考えて出したもの。今後も市長との対話を続けていきたい」としています。