宮島で職域接種始まる 広島・廿日市市

世界遺産の厳島神社がある廿日市市の宮島で新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まりました。

会場となった旅館では、島内のクリニックで働く医師が約300人に接種を行いました。

対象は宮島に加え対岸の宮島口周辺にある旅館や飲食店などの従業員とその家族で約1800人です。

新型コロナの影響で観光業が打撃を受ける中、安心して観光客を迎えられるよう旅館組合など3つの団体が準備を進めてきました。

宮島でカフェを経営「ワクチンが早く普及してお客さんが戻ってきてくれたらうれしい」

宮島旅館組合 有本隆哉組合長「ワクチン接種が完了した折にはさらに笑顔でみなさんをおもてなししたい」

夏休みなど旅行シーズンを見据え、8月1日までに2回目の接種を完了したいとしています。