サッカースタジアム用地の被爆遺構 来月撤去へ 広島市

サッカースタジアムが建設される予定の中央公園広場で見つかった過去最大級の被爆遺構について、来月から撤去を行うことがわかりました。

広島市はサッカースタジアムの建設に向けて中央公園広場で発掘調査を進めていて、今月戦地に軍需品を運ぶ役割を担っていた「中国軍管区輜重兵補充隊」施設の被爆遺構が見つかりました。

これについて市は来月に現地から遺構を撤去しさらにその下にある地層の調査を始めるとしています。

市によりますと遺構の下には江戸時代の武家屋敷跡などの遺跡があるとみられるということです。

来月には現地以外の場所に会場を設け報告会を行う予定で、撤去した遺構の保存については現在検討中としています。