広島大学でワクチン接種開始

新型コロナウイルスのワクチン接種の動きが加速しています。
きょう(21日)から広島大学で接種が始まりました。

【寺田琢哉 記者】
「きょう(21日)から大学でもワクチン接種が始まりました。
こちらの大学でも朝から多くの学生が並んでいます」

県内で唯一きょう(21日)からワクチン接種が始まった広島大学。

対象は、学生と教職員らおよそ2万人で、
平日は一日1100人、1週間で6千500人の接種を想定。
モデルナ社製のワクチンを使用するということです。

【広島大学 岡本百合 保健管理センター長】
「若い方の接種が最も重要だと考えていて、
感染を拡大させないためにも行動範囲の広い大学生の方々が接種するのが一番かなと思いました。」

初日の予約枠1100人分はすべて埋まっているということですが、
きのう(20日)までの予約率は学生で67%
職員では75.6%ということです。

【学生たち】
「思ったより痛くなくて安心しました」

「大学生とか結構後の方になるって聞いていたから、
こうやって大学で無料で受けれるのは大きいなと」

「教員採用試験でもコロナにかかってしまうと
やはり受けれないっていう状況もあるので迷わずワクチン接種を決めました。

東広島キャンパスでは、来月2日まで1回目の接種を行い、
来月26日から8月1日で、2回目の接種を行うということです。