芸備線一部の存廃問題 ニーズの把握と利用促進が優先課題 JR西日本

存続が危ぶまれている芸備線の一部区間について、JR西日本は今後の協議に向けニーズの把握と利用促進が最優先課題としました。

JR西日本広島支社藏原潮支社長「(沿線の意向として)潜在的なニーズを顕在化していきたい、あるいはそういったものを探っていきたいんだと(JRとしても)ぜひそこをしっかり取り組んでやっていく」

来月開かれる予定の利用促進協議会に向けJR西日本の藏原潮支広島支社長は、芸備線一部区間の在り方についてまず日常生活と観光や交流両面からニーズを把握していきたい考えを示しました。

今回協議の対象となるのは、庄原市の山ノ内駅から岡山県新見市にある備中神代駅までおよそ75キロの区間です。

芸備線をめぐってはJR西日本の長谷川社長が「協議の場は廃線を前提とするものではない」と説明するなど今後の動きが注目されます。