広島県内の緊急事態宣言が20日で解除されることが正式に決まりました。東京や大阪などのようにまん延防止等重点措置への移行もないということです。
飲食店が多く立ち並ぶ流川地区。県は解除後も広島市などのお酒を提供する飲食店に時短を要請をするなど独自の対策を継続するとしています。
(家庭の味はる 諏訪昭浩大将)
「例えば午後6時から開店して7時にお酒出しませんって1時間しかない。実質的な休業要請に等しい店もたくさんあるということですよね」
集中対策が始まった先月12日から1カ月以上休業を続け、モチベーションは下がるばかりと話します。
(諏訪さん)
「時々夢見たりしますもん。辞めた夢とかね。ということは本当に経営を続けようか続けまいかというところまで僕自身きてるのかなと思う」
解除を心待ちにしている人もいます。紙屋町シャレオの北海道アンテナショップは先月25日のオープンを予定していましたが、緊急事態宣言が出た影響で2度の延期を余儀なくされました。
(ほっかいどうマーケット小丸莉奈店長)
「準備しててもオープンが伸びてやり直したこともあったのでやっとオープンできてうれしい気持ちが大きいです」