22日から広島市で始まる県の大規模接種を前に17日、模擬訓練が行われました。
大規模接種が行われる、県立広島産業会館では県の職員や医療関係者が実際と同じ流れでシミュレーションを行いました。
車いすへの対応や接種した後に体調が急変した場合の対応などについて確認しました。
(県 ワクチン政策担当山根 一人さん)
「会場が大きいので人の流れがかなり多くなります。人の流れを一通り試せたのはよかった」
大規模接種会場の予約は低調です。県立産業会館ともう一つの安佐南区スポーツセンターともにほとんど埋まっていないということです。
広島大学病院が運営する広島サンプラザでも1日あたり1570人の接種を予定していましたが19・20日の2日間で3人しか予約が入らずいったん中止となり来月3日から再開するとしています。
広島市が設置した県立総合体育館では1日2千人程度の接種が可能ですが20日は2割強の予約しか入っていないということです。
市は、70歳から74歳の接種を前倒しし接種券が届き次第予約可能にしていて、できるだけ早い接種を呼びかけています。