旧陸軍被服支廠 3棟の耐震化工事着手へ 広島

旧陸軍被服支廠について、県は2023年度から3棟の耐震化工事を進める方向で調整していることが分かりました。

広島市南区の旧陸軍被服支廠について県は所有する3棟のうち2棟を解体する案を示していましたが、「事実上」撤回し全棟を耐震化する方針に転換しました。

関係者によると、安全対策に関わる設計を行ったうえで2023年度から順次3棟全ての耐震化工事に着手する方向で調整しているということです。

また、来年度末をメドに博物館やホテルなど、具体的な利活用の方向性を取りまとめるとしています。

県は、関連する費用を盛り込んだ補正予算案を今月下旬の県議会に提出することにしています。