公職選挙法違反の疑いで県警に書類送検された広島市議会の今田良治議員が河井克行被告から受け取った現金50万円を団体に寄付したとしていた裁判での証言を翻しました。
広島市議会の今田良治議員は克行被告から現金50万円を受け取ったことを裁判で認め自身の選挙区内にある2つの団体に寄付したと証言していました。
(今田市議)
Q受け取った現金というのはどうされたんですか?
「街づくり団体に寄付をした、申し訳ないことをしたと巻き込んでしまったその時はそのお金を持つこと自体がまずいと」
しかし、公職選挙法で禁止する寄付行為に当たるとして、市民が県警に告発、捜査関係者によりますと10日、今田市議を書類送検しました。
任意の取り調べに対しては「個人的に使った」という趣旨の話をしていたということです。
書類送検後、初めて公の場に姿を現した今田市議。
(今田市議)
「寄付ということであれば渡したということでありますが渡してはおりませんが、私は渡すと言ってるだけですから」
今田市議は団体に寄付したとした裁判での証言を翻しました。15日の説明が食い違っていることについては。
(今田市議)
「申し訳ありませんそのように気がまわりませんでした偽証と受け取っておりませんでした」
今田市議は自らの進退について司法の判断が出て判断したいと述べ辞職を否定しました。