広島市議会に提出される見通しの「平和推進基本条例」案をめぐり市民から賛否の意見が寄せられています。
１４日、広島県被団協や広島県原水禁の代表らが広島市議会を訪れ、条例について慎重に審議するよう議長に訴えました。
「平和推進基本条例」は市民が市の平和推進に関する施策に協力することなどを定めています。
この条例をめぐっては千件以上のパブリックコメントが寄せられましたが、修正箇所は１カ所のみにとどまりました。
一方、他の市民グループからは、平和記念式典を厳粛の中で行うことなど条例を素案のまま制定することを求める要望書が提出されました。
広島市議会 山田春男議長「様々な市民意見があるので、残りわずかだがいろいろ調整したい」
条例案は１５日に開会する市議会に提出される見通しです。