新型コロナのワクチン接種。湯崎知事は広島市内の２カ所に高齢者向けの大規模接種会場を設置すると発表しました。
会場は南区の県立広島産業会館と安佐南区スポーツセンターで広島市や江田島市など７つの市町の高齢者が対象です。
今月２２日から来月２９日までの間の１８日間で最大２万７９０人の接種が可能としています。
準備が整えば１１日にもネットでの受付を始めるということです。
また、新規感染者数について知事は減少傾向にあるものの、人口１０万人あたりの新規感染者数が県独自の警戒基準値４を下回るのは７月下旬を予測していると述べました。
この時期を前倒しするために感染者が確認された事業所を対象にＰＣＲの集中実施を再開します。
従来の疫学調査で接触者とされる人より広い範囲で検査をすることで感染拡大を防げるとしています。
（湯崎知事）
「これまでの手法では捕捉できていなかった感染者を発見してそこからの感染拡大を遮断することで感染収束のスピードを速めていきたいと考えています」