「“10日に1個しか生まない” 幻の卵かけご飯」昭和レトロカフェ ~広島市安芸区~

ポツンとたたずむ飲食店をリサーチ!
リポーター・大松しんじが向かったのは、広島市安芸区。

 

訪れたのは、熊野町から安芸区阿戸町へ入ってすぐの場所に位置する一軒の店、「6鳴館(ろくめいかん)」。
地元の方が、骨董品店と間違えるほどのユニークな外観が印象的です。

 

お店の外観 お店の外観

 

昭和好きな店主・原田さんが、お客さんにも「昭和レトロを楽しんでもらいたい」と、営業されています。
店名の由来は、明治前期に建てられたあの「鹿鳴館」に、骨董の世界で縁起が良いと言われる「6」を組み合わせたとのことです。

 

「6鳴館」の由来 「6鳴館」の由来

 

食事を頂く前に、昭和の時代へタイムスリップできる店内を案内してもらいました。
10年以上空き店舗になっていた喫茶店の跡地を、全て1人で改装されたそう。
昭和の歌謡曲が流れる店内には、「けん玉」や机を掘って作った「野球盤」など、昭和世代には懐かしい品々が展示されています。

 

各テーブルに「けん玉」 各テーブルに「けん玉」 「野球盤」も 「野球盤」も

 

そんなお店で、まず頂いたのは「レンコンハンバーグ定食」。

レンコンのハンバーグ定食 レンコンハンバーグ定食

 

店主自ら収穫したレンコンが、すりおろして練りこまれたハンバーグ。
レンコンの食感とは裏腹に、ふわふわで絶品!

続いて頂いたのは、「烏骨鶏の卵かけご飯」。

 

烏骨鶏の卵かけご飯 烏骨鶏の卵かけご飯

 

「10日に1個しか卵を生まない」という烏骨鶏。仕入れ原価はなんと「1個200円」にもなる希少な卵。
これまた店主自らが四国の養鶏場「松本ファーム」を訪れて、仕入れを決めたこだわりの卵です。
「あるのは卵の旨味のみ!」と大松が唸るほど、全く臭みのない上品な味わいが楽しめます。

露天風呂やライブハウスなど、「夢の山小屋」に向けて店主の原田さんは奮闘中。
昭和を懐かしみたい方も、昭和を知らない世代の方も、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。